こんにちは!塾長の岡田と申します。
私は現在も集団授業を行っております。
しかし、成績が上がりやすいのはやはり、個別指導だと感じています。
集団塾との比較ですが、
一言でいうと問題の解説を行うのではなく、勉強のやり方を教えることが個別指導の意義だと思っています。
勉強しても成績が上がっていない生徒は問題が分からないというよりも、もっと根本的なところに気づいていない場合が多いです。自分の意識の基準が低いこと、普段の勉強のやり方、テストの分析の仕方などです。
例えば「塾でも勉強しているから大丈夫」と考えたり、「こんなにたくさん勉強したから成績は上がるだろう」と考えたり「わかりやすい授業で勉強になった、これでテストも大丈夫」と考えたりします。ある程度勉強している学生で、定期テストでも8割~9割ほど取れている生徒でも、なんとなく勉強している場合が多く、模試で点数を取れない場合が多いです。
私は本当に大事なのは勉強ができる人がどれくらいの基準で、どういう意識で問題を解いているのかを知って、基準をすり合わせることだと考えています。「解答を見てわかったからもう解く必要はない」とか、「一度間違った問題を次の日解けたからもう解ける」と判断していいのかどうか等です。
これは普段の生徒の解いている姿や、どんな風な勉強のやり方をしているのかを何度も見て聞いてやっと成績が上がっていない問題点が見つかると考えています。
ノートまとめばかりする生徒や、薄く広く勉強しすぎている生徒、勉強が受け身になりすぎている生徒、ページを短期間で進めることが目的になっている生徒など状況は様々です。
勉強がある程度できる生徒でも、自分の勉強のやりかたを自分で分析していない生徒がほとんどなので、こういったところを自分でできるようにするために個別指導が良いと考えています。こういう勉強のやり方をして、テストではこんな風な問題で点数を落としているから、普段の勉強をどんな風に改善していくといいのかを考える必要があります。
多くの学生は「勉強方法」に正解があると考えていますが、自分ができていない所を分析して改善していくことが、自分の勉強方法を確立していくことに繋がります。その際はすでに難関試験を突破している講師に一緒に分析してもらえば結果は出やすいです。ライザップの勉強版と認識してもらえるとわかりやすいと思います。
集団授業のような形式では生徒一人ひとりの状況がわかるわけではなく、必然的に問題の解説をするしかありません。結局学校と同じように授業を受けるので記憶の定着には少しつながりますが、それなら自分で書きながら覚えてしまったほうが、はるかに効率的だと思っています。
勘のいい生徒は集団授業からでも講師が何を考えてこの問題を解いているのかを想像することができますが、多くの生徒は「こんな風に解けばよかったんだなぁ」で思考が停止してしまいます。こんな風に解いたらいいのはわかったけど、どうしてこんな風な発想になったのかと考えないと、新しい問題に出会ったときに対応できません。
ここに気づかないといけないことを伝えることが個別指導の意義です。
個別指導は集団授業に比べ、人件費がかかるため、どうしてもお値段が高くなってしまいますが、成績が伸び悩んでいる生徒、なんとなく効率が悪いと感じている生徒には個別指導を強くお勧めいたします。